前回に続いて、同じような趣旨の記事です。
今回は省略語的なものに注目してみます。
■INT関数
これは頻繁に使用する関数ですね。
引数の小数部分を切り捨てて、整数値を返します。
(例)
X = INT(1.5) ; → 1
X = INT(-2.3) ; → -2
では、このINT関数の"INT"とは何の省略語でしょうか?
これはお分かりですね?
SAS以外のデータ型に厳格な言語でも使うキーワードです。
JAVAやC言語では同じく省略形で、VBではフルスペルで記述します。
正解は「integer」です。
意味は「整数」です。
■ABS関数
これも割と使用する機会があるでしょうか。
いわゆる"絶対値"を返す関数です。
(例)
X = ABS(1.5) ; → 1.5
X = ABS(-2.3) ; → 2.3
では、このABS関数の"ABS"とは何の省略語でしょうか?
SASとは全く関係ないですが、CSSでも使われます。
position : absolute ;
位置は相対指定でなく絶対指定でという意味です。
正解は「absolute」です。
absolute valueで絶対値という意味になります。
海外の映画やドラマで、
「Absolutely.」という台詞がよく使われますね。
「そのとおりだ」「まったくだ」というように同意を示す言い回しです。
■DLM=オプション
INFILEステートメントやFILEステートメントで、外部ファイルの区切り文字を指定するオプションです。
(例)
infile "入力するファイル名" dlm="09"x ;
この例は、タブ区切りの外部ファイルを読み込む場合です。
では、この"DLM"とは何の省略語でしょうか?
これは当然お分かりですね?
正解は「delimiter」です。
意味は「区切り文字」です。
ちなみに、省略形を使わないで、
infile "入力するファイル名" delimiter="09"x ;
のような記述でも問題ありません。
■LRECL=オプション
最後に、INFILEステートメントやFILEステートメントで使用するLRECL=オプションです。
(例)
file "出力するファイル名" lrecl=1000 ;
SASは、外部ファイルを入出力する際の論理レコード長をデフォルトで256バイト取ります。
固定長ファイルや、256バイトを超える入出力の場合に、LRECL=オプションで適切なバイト数を指定します。
では、この"LRECL"とは何の省略語でしょうか?
少し難しいですかね。
"論理的なレコードの長さ"の頭文字をそれぞれ取っています。
正解は「logical record length」です。
意味は「論理レコード長」です。
今回挙げたもの以外にも様々な省略語がSASでは使われています。
日頃何気なく使っている省略語を調べることで、何か新しい発見があるかもしれませんね。
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